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物部チェカ
本名は「物部チェカ」(もののべ -)
本来の性別やいつの時代の人間かは分かっていない。
チェカはかつて人間であったころ、自身の身体を永遠にしたいと強く願っていた。
やがて生体実験が暗にではあるが、
盛んとなる時代を迎える。
チェカはそれを好都合に思い、
渡せる報酬もお金がなかったため
自分から実験体になる事を志願した。その際、
①永遠に死なない体にすること
②人間の形を保つこと
を、条件とした。
だが、チェカはよく笑う性格で、
優しい人間としか交流してこなかったため、
手術を行う者たちがマッドサイエンティスト達であると気付くことができなかった。
チェカの身体は内臓をくり抜かれ弄ばれ食べられてしまった。
そして彼らは条件を形だけ守るため人造人間(あるいは傀儡)のモノチカを創り出した。
モノチカは永遠に死なないが生きていない身になり、人間の形もチェカの骨や髪などを使用した。
モノチカのかぶっている帽子は、
実は帽子ではなく骨壺であり、
余ったチェカの遺骨が入っている。
衣装が葬儀を連想させる白と黒であるが、
モノチカになった後、すぐに自身で選んだものだとされる。
すっかり表情は乏しくなり、
記憶もほとんどなくなってしまったが
チェカは、モノチカは願いをかなえたのである
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